【22】中古マンション投資を始める際の注意点

お金

前回のブログで説明した通り
2戸目は中古マンションを購入しました

今回は、中古マンションで投資を始める際の注意点を
まとめてみたいと思います

中古マンション投資のメリット

中古マンション投資のメリット
①新築より安く買える
 新築の場合は、
 新築時の広告宣伝費や開発業者の利益
 新築プレミアムと呼ばれる価格が
 約500万円ほど上乗せされています。

 また銀行融資も新築の方がつきやすいので
 その額から算出しても
 新築の方が割高に設定されることになります

 よって中古の方が新築よりも 安く買えます

 安く買えるほど毎月の収支は改善されるので
 大きなメリットと言えます

②物件の管理状況がわかる
 マンションは管理が命 と言われます
 新築の場合、管理はしっかりされる(予定)で
 判断するしかありませんが
 中古の場合は 数年が経過した状態の現地マンションを
 確認することが出来ますので
 清掃の状態、ゴミが散らかっていないか
 ややこしそうな住民はいないか など
 自分の目で確認が可能です

③部屋の状況も見れるかも
 入居者がついている状態(オーナーチェンジ物件)であれば
 部屋の中を見ることは出来ません。が
 空室物件であれば 部屋の現状も確認することができます
 どこを手直しすれば 入居付け できるか?など
 確認することが可能です

やはり一番のメリットは
 「新築より安く買える」
に尽きます。

中古マンション投資のデメリット

 中古マンション投資のデメリットは
①物件や部屋を選べない
 売りに出された物件を 買う か買わないか
 ですので
 新築時のように
 階数や気に入った部屋を選んで買うことが出来ません
 
②銀行の融資がつきにくい
 新築と比較して、の話です
 新築の場合 物件価格の100%融資がつきますが
 中古の場合は
 80%までしか融資がつかない ということもあり
 頭金を準備しなければならないケースがあります

③問題物件かもしれない
 新築の場合は、

 新たに投資用に建設されたから売る
 ですが
 中古の場合は、

 誰かが売却したことによって売る
 です

 何かトラブルがあって
 売りに出された可能性もありますので
 よくよく注意してください
 

なぜ中古マンションが販売されるのか?

マンション投資をするなら
「築浅の中古マンションを狙え」
これは 大正解です

しかし条件の良い中古マンションは
ほぼ市場に出てこないです

なぜなら(普通に考えて)
良い物件を早く手放すオーナーはいないから
です
 
では、なぜ築浅物件が世に出るのか?
少し想像をしてみたいと思います
①資産整理のため
 稀にですが
 すでに複数戸を所有していて
 相続や資産整理のために売却する
 というケースは存在します
 が、全部一括売却するなら築浅も出てくるでしょうが
 順次に整理売却をする場合は
 古い物件から売っていく(手放す)と考えられるので
 築古より築浅が市場にでることは稀です

②無理をしてマンション投資を始めた方が

 早々に手放さざるを得なくなったケース
 不動産会社の営業に乗せられて マンション投資を始めたが
 本業や家賃収入が うまくいかなくなり 余裕資金も底をついて
 売却するしか選択肢がなくなったケースです

③事故や事件があったので  手放したケース
 その物件、またはその部屋で事故や事件があって
 手放すケースもあると思います
 自殺や殺人、孤独死、火事などがあって
 そのあと一旦 不動産会社がしばらく所有したのち
 フルリフォームをしてから 販売される。
 ということもあると思いますので
 物件背景は しっかり確認することをおすすめします

④新築でマンション投資を始めたオーナーが

 買上げ業者の不安に煽られて売却する  というパターン
 おそらくこのケースが一番 多いと予想します

物件を購入するとわかりますが
登記情報を調べて、
電話や郵便が届くようになります
・不安はないですか?
・今なら ●●●●万円で買いたいと
 検討されている方が2名います
・今なら高価買取キャンペーン中
・ローン返済して スッキリしましょう
このように騙されて(不安を煽られて) 手放すバターンです

考え方はひとそれぞれですが
私はあまり負のバトンを引き継ぎたくなかったので
不幸な背景のケースは買わないようにしてました

中古マンション購入で注意する点

最後に
中古マンションを購入する際に
注意すべきポイント
確認してほしいポイント
をまとめます

①物件の背景
 前述した通り
 なぜこの物件が売却されて、
 今 自分に提案されているのか?
 この背景・経緯の確認です
 納得するものであれば 話を進めましょう

②マンションブランド
 ワンルームマンション市場で
 価値が落ちにくいブランドと
 価値が落ちやすいブランドがあります
 例)バックや時計のブランドを想像すると
   わかりやすいかと思います

③耐震基準
 RC(鉄筋コンクリート)造であれば
 ほぼ大丈夫ですが
 宮城県沖地震の被害を受けて
 1981(昭和56)年に「新耐震設計法」が改正されましたので
 まずは それ以降の物件
 さらに
 2005(平成17)年に表面化した
 分譲マンションの構造計算 偽装問題
 これを受けて構造設計の見直しがなされましたので
 できれば2007年竣工以降の物件がおすすめです

 余談ですが、
 私が購入した物件は
 それ以前の設計もありましたが
 不動産会社が全部調べてくれて
 「耐震偽装がありません、ご安心ください」という
 書面を交付して頂きました

④長期修繕計画  
 大規模修繕が終わっているか?
 終わってなければ いつか?
 修繕積立金の貯まり具合など
 現在設定されている修繕積立金が
 値上げされるタイミングはいつか?
 確認しておいてください

⑤建物管理の状況
 掃除は行き届いているか
 ゴミ出しマナーは守られているか
 整理整頓は保たれているか 

⑥その他
 修繕積立金の滞納や住民トラブル
 周辺の状況など 住環境としての雰囲気は悪くないか

まとめ

まとめ
普通なら
・良い築浅物件は市場に出ない
・自己資金は新築よりも必要
ということを念頭に置きつつ
しっかりと
・物件の内容を確認して
出会ったときが
・ 「ご縁・タイミング」

でもありますので
後悔しない購入をしてください

このブログでは
37歳からマンルームマンション投資を始めて
55歳でサラリーマンを卒業した私が
・良い業者の見つけ方

・良い物件の選び方

・良いパートナーとの付き合い方
など実体験の中で感じたこと
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