前回のブログで説明した通り
2戸目は中古マンションを購入しました
今回は、中古マンションで投資を始める際の注意点を
まとめてみたいと思います
中古マンション投資のメリット
中古マンション投資のメリット
①新築より安く買える
新築の場合は、
新築時の広告宣伝費や開発業者の利益
新築プレミアムと呼ばれる価格が
約500万円ほど上乗せされています。
また銀行融資も新築の方がつきやすいので
その額から算出しても
新築の方が割高に設定されることになります
よって中古の方が新築よりも 安く買えます
安く買えるほど毎月の収支は改善されるので
大きなメリットと言えます
②物件の管理状況がわかる
マンションは管理が命 と言われます
新築の場合、管理はしっかりされる(予定)で
判断するしかありませんが
中古の場合は 数年が経過した状態の現地マンションを
確認することが出来ますので
清掃の状態、ゴミが散らかっていないか
ややこしそうな住民はいないか など
自分の目で確認が可能です
③部屋の状況も見れるかも
入居者がついている状態(オーナーチェンジ物件)であれば
部屋の中を見ることは出来ません。が
空室物件であれば 部屋の現状も確認することができます
どこを手直しすれば 入居付け できるか?など
確認することが可能です
やはり一番のメリットは
「新築より安く買える」
に尽きます。
中古マンション投資のデメリット
中古マンション投資のデメリットは
①物件や部屋を選べない
売りに出された物件を 買う か買わないか
ですので
新築時のように
階数や気に入った部屋を選んで買うことが出来ません
②銀行の融資がつきにくい
新築と比較して、の話です
新築の場合 物件価格の100%融資がつきますが
中古の場合は
80%までしか融資がつかない ということもあり
頭金を準備しなければならないケースがあります
③問題物件かもしれない
新築の場合は、
新たに投資用に建設されたから売る
ですが
中古の場合は、
誰かが売却したことによって売る
です
何かトラブルがあって
売りに出された可能性もありますので
よくよく注意してください
なぜ中古マンションが販売されるのか?
マンション投資をするなら
「築浅の中古マンションを狙え」
これは 大正解です
しかし条件の良い中古マンションは
ほぼ市場に出てこないです
なぜなら(普通に考えて)
良い物件を早く手放すオーナーはいないから
です
では、なぜ築浅物件が世に出るのか?
少し想像をしてみたいと思います
①資産整理のため
稀にですが
すでに複数戸を所有していて
相続や資産整理のために売却する
というケースは存在します
が、全部一括売却するなら築浅も出てくるでしょうが
順次に整理売却をする場合は
古い物件から売っていく(手放す)と考えられるので
築古より築浅が市場にでることは稀です
②無理をしてマンション投資を始めた方が
早々に手放さざるを得なくなったケース
不動産会社の営業に乗せられて マンション投資を始めたが
本業や家賃収入が うまくいかなくなり 余裕資金も底をついて
売却するしか選択肢がなくなったケースです
③事故や事件があったので 手放したケース
その物件、またはその部屋で事故や事件があって
手放すケースもあると思います
自殺や殺人、孤独死、火事などがあって
そのあと一旦 不動産会社がしばらく所有したのち
フルリフォームをしてから 販売される。
ということもあると思いますので
物件背景は しっかり確認することをおすすめします
④新築でマンション投資を始めたオーナーが
買上げ業者の不安に煽られて売却する というパターン
おそらくこのケースが一番 多いと予想します
物件を購入するとわかりますが
登記情報を調べて、
電話や郵便が届くようになります
・不安はないですか?
・今なら ●●●●万円で買いたいと
検討されている方が2名います
・今なら高価買取キャンペーン中
・ローン返済して スッキリしましょう
このように騙されて(不安を煽られて) 手放すバターンです
考え方はひとそれぞれですが
私はあまり負のバトンを引き継ぎたくなかったので
不幸な背景のケースは買わないようにしてました
中古マンション購入で注意する点
最後に
中古マンションを購入する際に
注意すべきポイント
確認してほしいポイント
をまとめます
①物件の背景
前述した通り
なぜこの物件が売却されて、
今 自分に提案されているのか?
この背景・経緯の確認です
納得するものであれば 話を進めましょう
②マンションブランド
ワンルームマンション市場で
価値が落ちにくいブランドと
価値が落ちやすいブランドがあります
例)バックや時計のブランドを想像すると
わかりやすいかと思います
③耐震基準
RC(鉄筋コンクリート)造であれば
ほぼ大丈夫ですが
宮城県沖地震の被害を受けて
1981(昭和56)年に「新耐震設計法」が改正されましたので
まずは それ以降の物件
さらに
2005(平成17)年に表面化した
分譲マンションの構造計算 偽装問題
これを受けて構造設計の見直しがなされましたので
できれば2007年竣工以降の物件がおすすめです
余談ですが、
私が購入した物件は
それ以前の設計もありましたが
不動産会社が全部調べてくれて
「耐震偽装がありません、ご安心ください」という
書面を交付して頂きました
④長期修繕計画
大規模修繕が終わっているか?
終わってなければ いつか?
修繕積立金の貯まり具合など
現在設定されている修繕積立金が
値上げされるタイミングはいつか?
確認しておいてください
⑤建物管理の状況
掃除は行き届いているか
ゴミ出しマナーは守られているか
整理整頓は保たれているか
⑥その他
修繕積立金の滞納や住民トラブル
周辺の状況など 住環境としての雰囲気は悪くないか
まとめ
まとめ
普通なら
・良い築浅物件は市場に出ない
・自己資金は新築よりも必要
ということを念頭に置きつつ
しっかりと
・物件の内容を確認して
出会ったときが
・ 「ご縁・タイミング」
でもありますので
後悔しない購入をしてください
このブログでは
37歳からマンルームマンション投資を始めて
55歳でサラリーマンを卒業した私が
・良い業者の見つけ方
・良い物件の選び方
・良いパートナーとの付き合い方
など実体験の中で感じたこと
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