【38】たまたまファミリーマンション投資の形になるパターン

お金

たまたまファミリーマンション投資の形になるサラリーマン

前回、マンション投資をするなら
区分投資
それも
ファミリーマンション投資より
ワンルームマンション投資がおすすめな理由
ご紹介しました

サラリーマンの中には
思ってもみない方法でファミリーマンション投資の形になってしまう方が大勢います

それは
自宅用のマンションを購入した途端に
異動を命じられて、子供も小さく家族で引っ越し
買ったばかりのマンションを

泣く泣く他人に貸すサラリーマンです

家を買ったら飛ばされる

自宅を購入した途端、異動になる
このような例は
私の周りにも大勢いました
当時
家を買ったら飛ばされる(異動辞令が出る)」
という都市伝説は本当でした。

「会社への忠誠心が試されている」
「ローン返済のために、異動を断れないから狙われる」
「上司や人事に嫌がらせをされている」
など色々な解釈があり
「家を買ったら飛ばされました!みなさんも気をつけて!」
など、送別会では 毎回ひとしきりの盛り上がりをみせました

たまたまファミリーマンション投資の形となった結果

買ったばかりのマンションを泣く泣く他人に貸して異動
不幸のドン底状態
という仲間たち

しばらくして状況を訊いても
「家を買ったばかりで異動なんて ひどい会社だよ」
と言ってます

しかし
よくよく話を深堀していくと
「自宅を持っている社員の異動先の住まいは
 ほぼ会社負担で用意してくれた」

さらに金銭的な状況を詳しく訊いてみると
「ローンの返済は月8~10万円」
「家賃収入が月15万円なので
 非常に助かっている」
「自分の家を他人に貸す、という
 気持ちの問題を乗り越えさえすれば
 管理費や固定資産税を払っても
 プラス収支となるので、
 ローンがなくなるまでこのままでいい」
という本音も話してくれました

気持ち的には残念だが
金銭的には大歓迎
という結果でした

その状態が維持できるか?

この話を4~5名の仕事仲間から訊いたときに
住宅ローンでマンションを買って
 すぐに転勤になれば
 めちゃ利回りの良い投資になるじゃん」
と思いました。

が、
そんなうまい話の状態は
何年も続きません
私の仕事仲間の事例を紹介します

最初の1年は全員がプラス収支でしたが
入居者が途中退去してしまい、
次の入居者がまったく決まらないで持ち出しが負担となるパターン

3~5年で再度 異動になり自宅に戻るはずが
入居者がすぐに退去してくれないので、
半年間 賃貸で過ごすハメになり
その期間の賃貸家賃が負担となるパターン

10年間、うまく継続できて ようやく異動
自宅に戻ってみたら ボロボロ
(新築時のイメージとかけ離れている)
家族がショックを受けているので
やむなくリフォームして数百万の負担

たまたまファミリーマンション投資の形となったサラリーマンの末路

まとめると
たまたまファミリーマンション投資の形となったサラリーマンの結果は
数年は高い利回りを得ることができる

しかし通常は3~5年サイクルで異動となるため
長く継続しない
途中で入居者が退去すると大打撃

自分が自宅に戻ることで投資状態は終了するが
・その後のメンテ

・リフォーム費用がかかる
これはワンルームに比べて 部屋が広くなるため
プラス、自分が住み直すので
表層だけのクリーニングやリフォームでは満足できす
水廻りや床のリフォームまでやってしまうためです

短い期間だけを見ると
利回りの高い投資だと感じましたが
中長期(5~10年)で
全く状況が変わってしまったのを目の当たりにして
自宅をファミリーマンション投資の形にするのは リスク高いな
と実感した事例でした

このブログでは
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